ブログをやっていてタイトルの付け方で迷った経験はないでしょうか?
記事のタイトルは検索結果で一番に見える部分ですから、ここを上手く見せられるかどうかでアクセスというのは大きく変わります。
せっかく書いた記事も見られなければ意味がありません。
つまり、間違ったタイトルを付けてしまうことはせっかく書いた記事を無にしているのに等しいのです。
なんとも恐ろしい書き方になってしまいましたが、事実、ユーザーにクリックを誘発させられるようなタイトルであることが重要なのは言うまでもありません。
更にユーザーだけでなくSEOという観点から言っても、タイトルは評価基準としてかなり大きいものです。
そこで今回は、ユーザーを惹きつつSEO的にも効果があるタイトルを付けたいなら押さえておきたい4つの要素をお教えします。
32文字前後に収める
2019年現在、Googleの検索結果で表示されるタイトルの文字数は32文字前後となっています。
これを超えると「…」と省略されて表示されてしまいます。
どうしても32文字を超えるタイトルになってしまう場合は、文頭から32文字以内の中にキーワードやコンテンツの内容がわかるように書きましょう。
キーワードは1回か2回。詰め込みすぎてはいけない
SEOも考慮して、その記事で狙っているキーワードを最低1回はタイトルに入れましょう。
しかし、詰め込みすぎるとユーザーから見て不自然な文章となりかねません。また、SEO的にも逆効果になる恐れがあります。
「ヨーサン」という葉酸サプリがあったとして、「葉酸サプリ, ヨーサン, 効果」で狙った記事を書いたとしましょう。
これにタイトルを付けるならば、「葉酸サプリ『ヨーサン』の効果を調べてみた」がオーソドックスな形と言えます。
「人気の葉酸サプリ『ヨーサン』の効果は他の葉酸サプリと比べてどうなのか?」も悪くないでしょう。これは比較した記事であることも示されており、わかりやすいですね。
ヨーサンを3回入れようと思うと、「葉酸サプリ『ヨーサン』の効果とは?ヨーサンの飲み方も紹介!ヨーサンの口コミもまとめました」で44文字になってしまいます。また、必死さが出てる印象を与えかねません。
ヨーサンの効果と飲み方と口コミを網羅的に書いた記事であれば、無理にヨーサンを入れず「葉酸サプリ『ヨーサン』の効果とは?飲み方や口コミもまとめました」のように簡潔にした方が良いでしょう。
「葉酸サプリ、ヨーサン、効果、ヨーサン、葉酸サプリ…」みたいなキーワードを機械的に詰め込んだだけのタイトルは言うまでもなくアウトです。
ユーザーから見て自然なようにキーワードを入れて、32文字前後で抑えると大体1回から2回になるはずです。
キーワードは始めの方に入れるべきか
キーワードは(できれば)タイトルの始めの方に書くほうが望ましいとされています。
「徹底検証!巷で話題の葉酸サプリ『ヨーサン』は…」よりも「葉酸サプリ『ヨーサン』の効果を検証してみた」といった具合で葉酸サプリやヨーサンといった単語を文章の左側に書くことを意識しましょう。
しかし自然さの方が優先度は高いので、何が何でもキーワードから始めようと思う必要はありません。できるなら始めの方に書いておこう、くらいの感覚でOKです。
間違っても、文頭に書こうとするあまり自然さを崩してしまわないように。
競合サイトを調べ、それらと差別化する
タイトルを付ける前には自分が狙っているキーワードで一度検索して、検索結果を見てみましょう。
ここではユーザーが「葉酸サプリ, ヨーサン, 効果」で検索してきたとします。
- 葉酸サプリ『ヨーサン』の効果とは
- ヨーサンの効果を調べてみた
- ヨーサンにはこんな効果がある!
もし検索結果に上記のように並んでいたら、検索順位1位のものだけがクリックされて終わりでしょう。
ここに似たようなタイトルで更に参入しようとしても目立たずクリックされなくて終わりです。
クリックされるには記事の質で勝負して1位を取るしかありません。ドメインパワーが強い相手だったり、非の打ち所がない記事相手だったら厳しいです。
しかし、他と差別化された目を引くタイトルであれば、1位を取らずとも勝機はあります。
味気ない検索結果の中に以下のようなタイトルがあったらどうでしょうか。
- ヨーサンには効果が無い!?
- 効果があると話題の葉酸サプリ『ヨーサン』を使った人の声がこちら
- 【ヨーサン】この葉酸サプリ効果ありすぎワロタ
ヨーサンの効果を疑わしいと思っている人や、「葉酸サプリ, ヨーサン, 効果」で検索してきたけども使用者の声が聞きたかったという人や、くだけた感じの記事を読みたい人は検索順位1位でなくとも上記のどれかをクリックするでしょう。
記事から大きく離れたタイトルになってしまってはいけませんが、競合サイトの中に埋もれてしまわないように、最大限「目を引くタイトル」を意識して付けましょう。
数字を活用して記事の内容を明確にする
記事のコンテンツが明確にタイトルで示されていることは、ユーザーにとってもSEOにとってもプラスとなります。
そこで「数字を使う」というのは取り入れやすく且つ効果的なテクニックとなります。
「ヨーサンの効果とは」よりも「ヨーサンの主な効果を4つ説明します」の方がより明確ですよね。
ユーザーからしてもコンテンツがどれくらいのボリュームか想像しやすくてありがたいでしょう。
例えば検索結果に「オススメの漫画200選」と「オススメの漫画3選」という記事タイトルが並んだとしたら、
すばやく次の漫画を読みたい人は厳選されていると感じる3選の方をクリックし、色んな漫画を知りたいと思っている人は幅広く紹介されているであろう200選の方をクリックするでしょう。
しかし「オススメの漫画を紹介」としか書いていないタイトルで200選も紹介されていたら、厳選されたものを知りたかった層はすぐブラウザバックして直帰率だけが上がって終わりです。逆も然り。
このようにどんなコンテンツかをタイトルで明確にしておくというのは、それぞれのニーズに持ったユーザーの目を引きやすく、サイトにアクセスして得られる満足感も高くなります。
使えるところでは数字をドンドン使っていきましょう。このサイトでも結構使ってます。
この記事のまとめ
32文字以内でキーワードを自然に入れ、競合の他サイトに埋もれないように簡潔に明確に書く。
一行でまとめるとこんな感じでしょうか。
タイトルはコンテンツを簡潔に示したものであり、コンテンツはタイトルがユーザーの目を引くことで日の目を浴びます。
つまりタイトルとコンテンツは表裏一体。タイトルもコンテンツも凝りに凝りましょう。