コンテンツはサイトの要。重要なSEO対策になる「コンテンツSEO」。
その概要については以下の記事で説明しました。

上の記事に書かれていることは既に踏まえたものとして、今回の記事はもう一歩踏み込んだ、「コンテンツSEOでサイト運営する、って具体的にどうしたらいいの?」という方のための内容となっています。
コンテンツの質というものを明確に定義するのは難しいですが、それでもコンテンツSEOをするなら最低限踏まえておきたい3つの原則を解説していきます。
検索エンジンとユーザー双方に訴求できるタイトルを付ける
タイトルはサイトへの入口となりますし、記事が何を伝えようとしているかを示す最も重要な部分です。
タイトルの効果的な付け方に関しては、以下の記事にて解説しております。気になる方はどうぞ。

検索エンジンに対して評価されるようにキーワードを入れ込むのはもちろん、ユーザーに対しても十分に訴求できるような魅力的なタイトルを付けましょう。
サイトにアクセスしてもらわないことには記事の内容もなにもあったものではありませんからね。
記事の内容の質を高める
記事はサイト内のメインコンテンツ。コンテンツにこだわるというのは、すなわち記事の内容の質を高める事です。
「記事が良質な方がいいのはわかるけど、具体的に『良質な記事』ってなんなの?」と思われる方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方のために、記事の質を高める時に意識したいポイントをいくつかご紹介します。
キーワードに対する明確な答えを書く
記事を書く際に、「その記事がどんな検索キーワードで検索結果に表示されてほしいか」まで決めておきます。
そして、記事の中ではちゃんとそのキーワードで検索してきたユーザーに解決法を与えてください。
例えば、美容関係のブログをやっていたとして、「30代になってもお肌を綺麗に保つためのお手入れの仕方」という記事を書くとしたら、狙うキーワードは「30代, 肌, お手入れ」となります。
記事の中では30代にオススメなお肌のお手入れ方法を丁寧にわかりやすく解説します。
そうすることで、そのキーワードで検索してサイトに訪れたユーザーの悩みや疑問は解決されることとなります。
見出しなどを活用して読みやすい文章にする
この記事でやっているように見出しなどを活用して見やすい構成にしましょう。
ただただ文章がダァ~っと書かれているとわかりにくいですし、一瞬見ただけで雑多な印象を与えてしまいサイトから即離脱されてしまう可能性もあります。
ですので、情報の羅列だけでなく、「ユーザーにとって見やすいか」もしっかりと意識しましょう。
当サイトはアイキャッチ画像は必ず入れているものの、あまり画像は使用していませんが、画像を入れておくことはサイトにポップな印象を与え、段落毎の区切りがわかりやすくなるなど良い効果もあります。
また、以下のようにリストを活用することも読みやすさに繋がるでしょう。
- 例として使うとこんな感じ
- 箇条書きの場合はこのようにリストを活用しよう
- 文字だけで表現するより視覚的にわかりやすくなります
文章の装飾など、記事の読みやすさを上げるための施策はまだまだあります。
自分が読みやすいなと思ったサイトを参考にすると良いでしょう。
しかし、どれであっても過剰にやると逆効果。やりすぎは禁物です。
巡回しやすいサイト設計にする
サイトを整理整頓しておくと、ユーザーが色んな記事を読みたい場合にサイト内を回りやすくなるだけでなく、検索エンジンのクローラーがサイトを巡回しやすくもなります。
つまりサイトを巡回しやすいように設計しておくことは、ユーザーと検索エンジン双方にとってメリットがあるわけですね。
以下に、サイトを巡回しやすくするためにやっておいた方がいい施策をご紹介します。
パンくずリストの設置
パンくずリストは、この記事で言うと左上、ヘッダー下に表示されているコレです。
PCで見ている人は上の画像のようになっていると思います。
パンくずリストは、その記事がサイト内のどこに属しているのかを明確にします。
基本的にパンくずリストは、その記事が属しているカテゴリーを使用して生成されます。この画像でいうと、手法カテゴリーの中のトレンドブログカテゴリーに属している記事なので、「ホーム > 手法 >
トレンドブログ」と表示されているわけですね。
カテゴリーの分類を適切にしよう
カテゴリーを正しく分けておくことは、当然サイトの巡回しやすさに繋がります。
この記事はSEOカテゴリーに属する記事ですから、他にもSEOについて関心のあるユーザーがカテゴリーのリンクをつたって他の記事も読んでくれるかもしれません。
この記事に辿りついた経緯が、「別のSEOカテゴリーの記事からカテゴリーをつたって来た」という方もいるかもしれませんね。
サイト回遊率を高めたいのであれば、こだわっておくべきポイントの一つです。
記事同士を繋げる内部リンクも忘れずに
記事から自分のサイト内の他の記事へと繋げる「内部リンク」も大事です。
この記事では、最初にコンテンツSEOの概要を知らない方のための記事へのリンクを貼っていたり、タイトルの書き方を詳しく書いた記事へのリンクを貼っています。
こんな感じで、文章を書いている最中に「あ、前にこの事について記事書いたな」って思ったら、その記事へのリンクを貼っておきましょう。
詳しく知りたい方にとっては有益ですし、見てくれた場合はPV数も高まります。
この記事のまとめ
ユーザーにとってサイトが使いやすい、見やすい、読みやすいものなのかどうかに注力しておけば、大きく外すことは無いでしょう。
このユーザビリティという原理原則を守ること、これがSEO対策として最も大事です。
検索エンジンのことを考えてリンクを当てまくったり無駄に長文を書いたりなどの手法も流行りましたが、そんな手法は検索エンジンのクローラーが賢くなればなるほど細っていく手法、つまり時代が進むと廃れることが間違いない手法なわけです。
その点、コンテンツSEOはユーザビリティの追求です。
ユーザーがいい思いをしてるから検索順位を落とそう!なんて考える検索エンジンはありません。
コンテンツに力を入れたクリーンなサイト作りを心掛けていきましょう。