アフィリエイトには様々な手法が存在しますが、今回はサイトを1ページ(または数ページ)で完結させて次々とサイトを量産していく「ペラサイト」と、
特定の商品やジャンルに特化させて関連する話題の記事を次々追加してサイトを育てていく「特化型サイト」という2つのアフィリエイト手法を比較していきます。
主に一体どちらが初心者にもオススメできるのか、そして稼ぎやすいのかについて考えていきます。では、参りましょう。
ペラサイトと特化型サイト、それぞれのメリット・デメリット
ペラサイトにも特化型サイトにも、アフィリエイト手法として確立するだけのメリットもあればデメリットも存在します。
これら2つの手法を解剖していく前に、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
ペラサイトのメリット
- 数を打てる
- 紹介する案件の数も多くなるため、リスク分散ができる
- ネタが尽きない!内容の使い回しすらもOK
ペラサイトのデメリット
- ドメインパワーが弱い
- 徒労感が半端ない
以上がペラサイトという手法におけるメリットとデメリットになります。それぞれのメリットとデメリットの詳しい解説は以下の記事内でしていますので、気になる方はご覧ください。


特化型ブログのメリット
- ドメインパワーが強くなる
- 王道キーワードでも正々堂々戦っていける
- 流行り廃りに左右されにくいため収益が安定する
- ちゃんとしたサイトを作ってる感覚がある
特化型ブログのデメリット
- そのジャンルへの深い知識が求められる
- ある程度文章を組み立てられる能力が求められる
- ジャンル・商品選定をミスると徒労に終わる
- 成果が出るまでの作業が厳しく長い
特化型ブログには以上のようなメリットとデメリットがあります。こちらの詳しい解説については以下の記事でしております。


始めやすさと量産しやすさはペラサイトの圧勝
ペラサイトは1枚で完結し、記事を追加していく感覚で次々と別の商品を紹介していけます。
それに対して特化型サイトは、そのジャンルや商品への詳しい知識が必要となってきます。少なくとも、何十記事と書けるほどの。
ペラサイトはドメインを分けるので、内容を多少のリライトは必要ですが使いまわす事も可能です。
特化型サイトで使いまわしてしまうと、同じサイト内で同じようなコンテンツが生まれてユーザーから「手抜きしてんな」って思われてオシマイです。
そのため、記事を次々と書くにはある程度の知識が必要となる特化型サイトに比べて、始めやすさと量産スピードはペラサイトの方が優れていると言えます。
また、ペラサイトは1枚で売り込みをかけるため、クロージングページ(商品売り込みのための記事)の書き方が自然と身についていきます。
更に、ペラサイトで上位表示するためにはニッチなキーワード選定が必要不可欠となるので、ペラサイトを続けていくことでそちらの能力も身につけられます。
稼ぎやすさは短期的か長期的かで大きく変わる
ニッチなキーワードで早めに上位表示を狙えるペラサイトは短期的に稼ぎやすく、
記事を追加してドメインパワーを着実に付けていく特化型サイトは長期的に稼ぎやすいと言えます。
ペラサイトは同じキーワードを後発の中規模~大規模サイトに取られてしまうとその時点で終わりですから、長期的に上位表示を狙うには相当なキーワード選定力が試されます。
特化型サイトは長く続ければ続けるほどサイトに力が付き、後発からも中々崩されにくいです。長期的に続けていくことでサイトが「資産」になるわけです。
しかし、特化型サイトは商品やジャンルに特化した知識が必要であり、サイトが育つまで記事を書き続ける苦行に耐えなければなりません。
次々と商品を変えて記事を書いていくペラサイトとは違い、一つの商品やジャンルについて何記事も書くのは中々大変でもあります。
このようにどちらにも一長一短はありますが、次々とサイトを量産して短期的に稼ぎたいならペラサイト、じっくりと長期を見据えて資産サイトを作るなら特化型サイトがオススメです。
労働型ではなく資産型を志向するなら圧倒的に特化型がオススメ
ペラサイトはその性質上、資産となりにくいです。
継続的に稼ぐにはユーザーから検索されるキーワードで上位表示をし続ける必要があるのですが、ドメインパワーの付きにくいペラサイトでは他の人が既に使っているキーワードで後から上位表示を狙うのは難しいです。
ですので、ユーザーに検索されるキーワードでありながら同業者がまだ見つけていないような穴場キーワードを狙う必要があります。しかし、中々ありません。あったとしても、後発のパワーサイトに抜かされる恐れもあります。
その一方、特化型サイトはサイトをじっくりと育ててサイトの評価を高めていくので、質が高ければ後発からも抜かされにくく、既に上位表示を取っていたサイトを抜かすことも全然狙えます。
十分にサイトが育ってきたら常に需要があるような王道なキーワードでも戦えるようになります。
特化型サイトでその領域までいけば、ちょくちょくと必要に応じて情報の更新は必要になりますが、毎日のように記事追加をしなくとも継続的に収益を発生させてくれる「資産サイト」となります。
今回の記事のまとめ
売れるか売れないか、そのサイトが当たるかというのは正直運によるところも大きいです。知識や経験からある程度の目星は付けられるようになりますが、最終的には運になります。
その点、ペラサイトは多くの商品を次々と試していけるという点で優れています。また、1枚で完結するのでサイト構成に迷うことがありません。
一方で特化型サイトはその商品からどう膨らませていくか、どんな記事で検索流入を狙って売り込みページに飛ばすか、など先を見据えたサイト設計をする必要があります。
個人的には、ペラサイトはキーワード選定の練習として経験しておき、ある程度経験を積んだらいずれは資産となる特化型サイトに挑戦していく、という流れがオススメです。