記事を書くにあたってSEO的にはどれくらいの文字数が適切なのか、気になりますよね。
1500文字以上、2000文字以上、3000文字以上など様々な説がありますが、実際のところどうなのでしょうか。
かつては「長文SEO」といって、1記事あたり数千や1万を超える文字数を書くのがオススメとされてきましたが、2019年の今ではあまり聞きません。
かといって、短すぎてもダメなんじゃないかという不安もありますよね。
そこで今回は、1記事あたり何文字くらい書くのがSEO的に良いのか、について解説していきます。
グーグルはどういうサイトを高く評価するのか
文字数の前に、前提としてGoogleがどのようなサイトを高く評価するのかについて説明します。
検索流入をメインとした場合、アフィリエイターやブロガーがすべき事の答えはシンプルで、「Googleから高い評価をもらえるような記事を書く」事に注力すれば良いだけです。
では、Googleから高い評価をもらうにはどのようなサイトでなければいけないのでしょうか。
これもシンプルで、Googleは「質の高いコンテンツ」を検索の上位に表示します。
あなたがもし検索エンジンを作ったとして、その検索エンジンを利用するユーザーにはどのような体験をさせたいでしょうか。
「知りたいと思い検索した事柄にちゃんと答えを返し、ユーザーに満足してもらう」ことですよね。googleもそうです。
そのために検索結果には検索したワードに対する答えが書かれた質の高いサイトを上位に表示します。
つまり、サイト作成者やブロガーのような私たちコンテンツを作る側が考えるべきことは、「質の高いコンテンツ」を作り続けるということだけです。
最低書くべき文字数は?
結論から言うと、最低限1000文字は書きましょう。
ユーザーの知りたいことを考えて、答えを書き、答えの根拠も書けばそれくらいは軽く超えるでしょう。
長文SEOの流行りも去ったとはいえ、文字数が評価に影響を与えなくなったわけでもありません。
そして、キーワードやキーワードの共起語がどれくらい含まれているかはSEO的に重要です。
不自然ではないように文中にキーワードや共起語を混ぜ込んで書いていけば、1000文字以下で終わるということはまず無いはずです。
キーワードに対する答えを自然に書けばOK
質の高いコンテンツを作るにあたって、「文字数稼ぎ」は邪魔にしかなりません。ユーザーからしても余計な情報ばかりだと途中で離脱して終わりです。
それは読む側の立場になって考えれば明白です。Xについて知りたいのに話題がYに行ったりZに行ったりするあからさまな文字数稼ぎは読みにくいだけですから。
ですので、キーワードに対する答えと、その答えの根拠をしっかり書く。これさえ押さえておけばOKです。
この記事のまとめ
文章は検索エンジンからの評価基準としてかなり重要で、その評価の精度も時代と共に向上してきています。
被リンクを当てまくっていればいい時代、文字数を詰め込めばいい時代はもう過ぎました。今は「質の時代」と言えるでしょう。
とはいえ、質の高い記事を書こうと思ったらそれなりに文字数は必要となってきます。
「答えはXです。」で終わるサイトに質が高いと評価するわけがないですからね。「答えはXです。なぜなら~」という根拠は必ず必要となります。
そうしてちゃんと答えの根拠を書けば少なすぎる文字数にはならないはずです。
検索ユーザーが持つ疑問や悩みへの答えとその根拠をしっかり書く、これを守って良いコンテンツを生み出し続けていくことが一番のSEO対策と言えるでしょう。