2019年の今でもサテライトサイトが効果的なのか、については以下の記事で解説しました。

今回の記事では、具体的に「効果的なサテライトサイトを作るにはどうしたらいいのか」について解説していきたいと思います。
では、見ていきましょう。
IPアドレスを分散させる
Googleはそのサイトがどこのものなのか、つまりサイトが設置されているサーバーのIPアドレスも見ます。
同一IPからいくつもリンクが飛ばされているのは不自然だと判断される場合も多く、自然であっても同一IPから発されたリンクは比較的効果が薄くなります。
IPアドレスの分散方法を以下に示します。
サーバーを分ける
それぞれ別のドメインであったとしても、一つのサーバーにAとBとCのサイトを乗せていた場合、AもBもCも同じIPアドレスとなります。
レンタルサーバーを借りている場合は、サテライトサイト毎に別々のサーバーに分けた方が良いです。
無料ブログの場合は使うサービスを分ける
無料ブログはサテライトサイトの用途に使われることが多く、ペナルティのリスクも高いので推奨はできません。
それでも無料ブログを使ってサテライトサイトを作る場合は、サービスを分けましょう。
例えばFc2で複数のアカウントを作ったとしても、全てfc2.comから発されたリンクとなるので、Fc2以外にもseesaaやlivedoorなど複数のブログサービスを利用して分けましょう。
メインサイトでカバーしきれないキーワードを狙う
サテライトサイトは被リンクのSEO効果がメインではありますが、サテライトサイト自体への検索流入も忘れてはなりません。
顔周りの美容について書かれているメインサイトへとリンクを送るとしたら、そのためのサテライトサイトではメインサイトではカバーしきれないキーワード(例えば体毛)について書いたりすると良いでしょう。
体毛について検索してきたユーザーの中に顔周りの美容にも関心がある人がいれば、そのリンクがメインサイトへの流入口になります。
ボリュームを準メインサイト級にする
あからさまなサテライトサイトはリンクの効果が無いどころか、リンク元もリンク先もペナルティの対象になり得ます。
そして、「そのサイトがサテライトサイトかどうか」を判別する検索エンジンの精度は年々上がってきています。
ですので、サテライトサイトとして作ったとしても、そのサイトのボリュームや質はメインサイトに劣らないものにしましょう。
そのサテライトサイト単体でユーザーに価値提供ができるような作りにするのが理想です。
単純な「リンクを送るためのサイト」という意識は捨てよう
前述の通り、そのサイト単体で価値のあるサイトにしなければ効果がありません(またはマイナス効果)。
リンクを送るためのサイトという意識では無価値なコンテンツだと判断されて終わりです。
リンクは貼る間隔を空けて自然に送るようにするのが無難です。間違っても、むやみやたらに連発しないようにしましょう。
この記事のまとめ
被リンクのSEO効果のために適当にリンク飛ばすぞ!程度の覚悟ではGoogleを欺くことは不可能です。無慈悲にサイトが飛ばされて終わりです。
サテライトサイトを作るという意識を捨て、そのサイト単体でユーザーを満足させられるような質のサイトを作るつもりで、且つ自然にリンクを送る。
この鉄則は守りましょう。